指導ノウハウ

テスト結果をどうみるのか? by LFLの家庭教師

テスト結果をどうみるのか?

こんにちは!

齋藤@代表です。


テスト点数について、どのような見方をするのか?」


これはかねてからの私の指導テーマのひとつでした。


たとえば、よくある光景に、

先生からお子様へ次のような声かけがあります。


「30点なのか。悪いな」

「15点…良くなかったね」


しかし、私たち大人が点数を見るときに大事なことは、

お子様自身が気付かないような見方で見てあげることです。



表面上のテストの点数に惑わされるのではなく、

お子様自身が向上心を持てるように

どのような見方で点数を見てあげることができるのか?

私は、この点を考えることがとても大切だと考えています。



大人である私たちが子どもと同じような見方しかできないなんて。

ましてやプロフェッショナルである先生がそのような見方しかできないのは問題です。

(そういった先生が実に多いです。)


もともと、テストの存在意義ってなんでしょうか。

日々の授業などを通じて、学習した内容がどれだけ定着しているのかを問うことです。

それによって、お子様がきちんと学習できているかどうかの評価をテストで行っています。


お子様にとっては日々の学習が適切なものであるかどうかを振り返ってもらいます。


しかしながら、さまざまな制約条件から、

先生方は学習した内容すべてを実際のテストで出題することはできません。

学習した内容の一部分のみを出題し評価する形になっています。



出題内容と学習内容が完全一致していれば問題はないと思います。

しかし、たいていの場合はずれてしまっています。


先生が出題した内容(出題内容)とお子様が学習した内容(学習内容)との関係は、

下記の図のように、次の3つにわけることができます。


A:学習内容と出題内容との共通部分

B:出題内容であるが、学習内容でない部分

C:学習内容であるが、出題内容でない部分

*テストは、A領域とB領域をあわせて満点です。


テスト

たとえば100点満点(A領域とB領域を合わせた領域)中の30点を獲得した場合、

先ほどのよくいる先生のように「今回は30点だね」とお子様に話すのが一般的です。


しかし、私の場合の点数の見方ではB領域での評価は含めません。

B領域は、先生が出題した内容ではあるが、お子様が学習することができなかったところ

です。


B領域は何らかの原因により学習することができずに、

テストに臨んでしまったために発生しています。

ですので、できないのは当たり前と考えるのが妥当でしょう。

そもそも学習できていないわけですから。

B領域での評価は含めない、と考えます。


大事なことは、A領域に注目することです。

A領域における正答率で考えることが大事です。


テスト

つまり、出題内容と学習内容との共通部分を満点基準とします。

「お子様が学習した内容 かつ 先生が出題した内容 のなかで、どれだけできたのか?」

という見方をします。


要は、A領域の領域に含まれる中で、

どのくらいの正答率なのかを計算するわけです。

そして、お子様の学習状況として評価を行っていきます。


たとえば、出題内容と学習内容との共通部分が40点分(100点満点)あり、

その40点分のうちの中の30点分が取れている場合は、

75%の出来具合として評価してあげます。

決して、100満点中の30点という表面上の点数で評価をするわけではありません。


そのあとで、お子様には、

「この問題とこの問題はここでやってるわけだから、あと10点取れたね」

「この10点ができたら、30点じゃなくて40点だったね」

とお話をして、まだまだ点数として向上することを実際に見せてあげるのです。


このように見せてあげることによって、

今後、さらに努力をすることができるようになる原動力になります。


その他の、出題内容であるが学習内容ではないB領域の

60点分については、とやかく言ってはいけません。


この60点分については、

そもそも学習をしていないので、できていないのは当たり前です。


この60点分については、ダメ出しをするのではなく、

次のように今後の成長可能性についてフィードバックします。


たとえば、

「今回、この部分の75%ができたんだから、

 もし出題された問題全部を学習していたら75点も出来てたね。」

「30点から75点にあがるね。すごいね!」

と、その可能性を示してあげるのです。


B領域に該当する問題は、ほとんどのケースで時間の関係上、

その子が学習することができなかった問題であることが多いと思われます。


現状のお子様の実力では扱えなかった問題だったとしても、

これから学習内容の範囲を広げていけば点数になるはずのところです。

そのことをきちんとお話してあげることが大事です。



上記のような評価体系を採用するメリットのひとつに、

今、現在お子様がどんなに点数が悪い状態であったとしても、

高い数字(%表示)を出すことができる

ことが挙げられます。


テストは100点満点であっても、

A領域を満点基準としたときの%表示を採用しているわけです。

100点満点のテストで30点だったとしても、

「30点中の24点分が出来たわけだから正答率80%だね」

「学習内容をふやせれば、すぐ点数が取れちゃうね」

といったお話をすることができます。


この見方をすることができるようになると、

次のような会話はなくなります。


「なんで30点なの!ダメじゃない!」


%表示にすることによって、点数そのものを責めるのではなく、

今後に期待を込めて、プラスの見方をしながらお話することができるようになります。



まとめるとポイントは次の2点です。

・A領域における正答率を出すこと

・実際にあとどの問題が出来るべきだったのかを示し、

 今後の成長可能性を伝えること


そうすることによって、次のようにお子様が変化していきます。


◆ステップ1:「30点中の24点分が出来たわけだから、80%だね」

        とお話することによって、次のテストでさらにがんばれるようになります。

◆ステップ2:「50点中の40点分が出来たわけだから、80%だね」

        とお話することによって、さらに次のテストでがんばれるようになります。

◆ステップ3:「80点中の70点分が出来たわけだから、86%だね」

        とお話することによって、さらに次のテストでがんばれるようになります。



表面上にあらわれた点数だけを追ってしまう先生や保護者様がよくいます。

しかし、決してそれだけでお子様の学習状況を安易に判断しないでください。


私は、家庭教師のプロフェッショナルとして

表面的な点数による見方を周囲の大人がすることで、

学習意欲が低下してしまうお子様の事例を何度も見てきました。


そして、たとえ少しの努力であってもそれを認めてあげることができ、

さらには現場で簡単に使える評価法がないものかと考え、開発しました。


このコラムで紹介した見方を多くの方々に知っていただきたいのです。


ひとりでも多くの方が今後の成長可能性に目を向けた見方をすることができれば、

と願っています。

そうすれば、お子様の成績は確実に伸びることでしょう。

そして、これからの日本の未来は明るいものになるのではないでしょうか。



もしこのコラムをお読みになられた保護者様のなかで、

現状の成績が悪くお困りの方がいらっしゃったらご相談お待ちしています。


独自の切り口からきっとお力になれるかと思います。


お気軽にご相談いただけたらと思います。


WRITTEN by SAITO

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