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このコラムでは小説形式で指導現場における先生と生徒のやり取りをご紹介したいと思います。ぜひ実際の指導現場を想像しながらご覧ください。
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草食系ハイレベル高校生ダイチくん。
文法、語法も一通り身に付けたし、単語もなんとか続いている。
学校の勉強は軌道に乗った感じだ。
模試でも文法でいい結果を出してきているし、
あとは長文の対策だね。
さて、模試での長文は、
「惨劇・・・・・・」
まあ、反論はしないよ。
一番最近の模試だけど、この問5。
僕も初見だけど、けっこう長いね。
「けっこうどころじゃないです。」
そうか。
ちなみに、今ちょっと読みかえして、何の話だったか言える?
「・・・・・・。
・・・・・・。」
ちょ、ちょっとー。
ダイチくんだいじょうぶ?
仏様みたいなありがたい顔になってたよ。
「内容、ぜんぜんわかりません。」
ぜんぜん?
「ギリシャ神話」
お。
「洗濯」
うん。
「・・・・・・。」
あ、終わっちゃった?
「もう何がなんだか」
そうか、内容がほとんど頭に入っていない。
そもそも、大部分は読めていないか。
ある程度目で追っていたから、読もうとしていなかったわけではないよね。
途中の単語もでてきたし。
2つだけど。
さて、英語のテストは制限時間が厳しいことが多い。
時間配分などの戦略が必要だ。
ただし、それはまだ先の話。
今はしっかり読解して、内容を把握する。
ここで内容が頭に入るコツがあるんだ。
何だと思う?
「もったいぶらないでください。」
冷静な突っ込みありがとう。
まあ、答えは「興味を持って読むこと」なんだけどね。
「はあ」
あ、予想通りの反応だね。
「それが出来れば・・・」
『苦労はしない。』でしょ。
読めていたよ。
そういう君に、「興味を持って読む」具体的なテクニックのひとつを伝授だ。
それは、
●先の展開を予想しながら読む。
では、実際にやってみよう。
つづく。
・・・ダイチくん第3話はここまでです。
英語長文の読解に興味を持てない草食系男子のダイチくん。
ここからが先生の腕の見せ所です。
第4話をお楽しみに。
LFLの家庭教師では、お子さんが興味を持ってなくても大丈夫です。
興味を持たせるようないろいろな指導テクニックを持っている先生がたくさんいます。
お気軽にご相談いただけたらと思います。