お子さんが反抗期で悩むお母様に
「反抗期で全然言うことを聞いてくれません」
このようなご相談をよくいただいています。
そこで、このコラムでは同じように悩むお母様に向けて、お子さんが反抗期のときの解決手法のひとつをご提案したいと思います。
これは実際にLFLの家庭教師で行っている手法のひとつです。
そもそも何に反抗しているのか?
もしお子さんが反抗期であるなら、あなたがお子さんに何をどのように言っても、まず聞き入れてはくれないでしょう。お子さんにとっては、あなたから言われるという状態そのものに反抗しているからです。
これは言われた内容の善し悪しの問題ではありません。言われたことそのものに対して反抗している状態なのです。
そのため、あなたからお子さんに直接的に何かを言うことで、解決に向かうことは大変に難しい状態だと言えます。
お勧めの解決方法
そこで、この場合の解決策のひとつに、
●あなたからではなく第三者から言う
というものがあります。
つまり、
●私たちLFLの先生があなたの変わりに言う
というアプローチ手法を使います。
言う内容は同じですが、言っている人が違うという方法です。これを「ボイスチェンジ」と呼びます。
内容は一緒で声が変わる(言う人が変わる)からボイスチェンジです。第3者からの言葉にすることであなたの言いたいことを伝えるのです。
- あなた ⇒ お子さん ・・・反発されます。
- あなた ⇒ LFL先生 ⇒お子さん ・・・素直に聞いてくれます。
まるで伝言ゲームのようですが、これは確実に使えます。とても簡単で効果的な手法です。
今までも、この「ボイスチェンジ」を意識的に使いながら、指導してきたお子さんがたくさんいます。中には、反抗期・退学スレスレ赤点「1」から現役国公立大合格をしたお子さんもいます。
反抗期が重なった影響でしょうか。当初、このお子さんは勉強のことも勉強以外のこともお母様に何も話しをしてくれなくなったそうです。
お子さんの学校の様子、塾の様子など全くわからない状態のなか、成績だけがどんどん下がり続け、最終的には通知表に「1」が並ぶようになりました。
お父様からの声掛けも無視する状況で、高校を退学するのも時間の問題・・・という状況まで追い込まれており、私たちにご相談くださいました。
お母様とお打ち合わせのもと、お母様からお子さんに勉強のことは一切言わない、という方針に切り替え、何か言いたいことがあれば、先生から伝えるように変えました。
そのような方針にしてからは、勉強以外ですが、自分から日常のことをお母様に話してくれるようになりました。親から勉強のことを言われないことがわかって本人も安心したのかもしれません。
しかしながら、お母様もお子さんに言いたいことは当然あるわけです。ホントは山ほどあります。(笑)
だから、どうしても我慢(?)できないときだけは先生に伝えます。そして、先生である第三者からお子さんに同じことを言うのです。(もちろん根回ししたことがお子さんにバレないように細心の注意を払って、です。内容や言い回しなど大変に神経を使います。)
もちろんこれは、先生と保護者様との信頼関係があるからできる技です。一緒に子育てをする、という感覚を持つ先生でないと難しいと思います。
反抗期になると一気に成績低迷する
お子さんが反抗期だと、
「ほっておけ」
と考える保護者の方(特にお父様)が多いようです。
ですが、反抗期のときに勉強嫌いになるケースは後を絶ちません。
反抗期のときに勉強しなくなり成績低迷・赤点になる子が実に多いのです。私立中高一貫校であれば、進級できなかったり、最悪の場合、退学になるケースもあります。公立中学生であれば、高校受験に影響するでしょう。
反抗期と勉強嫌いの関係は切っても切り離せない関係です。もしあなたのお子さんが反抗期で悩まれているようでしたら、ぜひ一度LFLの家庭教師までご相談いただけたら幸いです。
解決策は必ずある
LFLの家庭教師ならお子さんが反抗期でも大丈夫です。
お母様・お父様のお考えも伺いつつ「ボイスチェンジ」を使ってお子さんに指導して参ります。安心してお任せいただけたらと思います。
もちろんこれは解決策のひとつにすぎません。あなたのお子さんにあわせた解決アプローチ手法は必ずあります。
今までもお子さん一つずつと向き合って解決に導いてまいりました。
LFLのプロ家庭教師なら、勉強のことは当然ですが、精神的なことも含め、総合的な視点からあなたのお子さんをサポートいたします。
お気軽にご相談いただけたらと思います。