「毎日、計算練習やったほうがいいって言うけどできないよ」
「あ!毎日やるって決めた単語チェック。昨日やるの忘れちゃった」
このように、毎日欠かさずやるというのは、思いのほか難しいものです。
そこで、このコラムでは、毎日やろうと決めたことを、きちんと毎日継続させるためのアドバイスをしたいと思います。
毎日続けるためのポイントとは?
ポイントはひとつだけです。
- 毎日生活する上で行っていることの直後にやる。
これだけです。
とても簡単ですね。
もしかしたら拍子抜けされた方もいらっしゃるかもしれません。
「毎日やろう!」
と決めるのではなくて、
「毎日のこのあとに○○をやろう!」
と決めることが大切です。
具体例を挙げながら説明しますね。
たとえば、毎日、計算練習するとします。
今までは、思い立ったときに計算練習していたかもしれません。
朝かもしれないし、帰宅後かもしれないし、夜寝る前かもしれません。
もしくは、勉強しはじめてすぐかもしれませんし、宿題が終わったあとかもしれません。
毎日、計算練習する・・・ということだけは決まっていますが、いつやるのかは決まっていないわけです。
そこで、
- 朝起きて顔を洗った直後にやる。
- 晩御飯を食べ終わった直後にやる。
- 歯磨きが終わったら直後にやる。
など、既に毎日の習慣になっていることの直後にやると決めます。そうすることで習慣化しやすくなります。
「朝起きて顔を洗う」
という今までの習慣から、
「朝起きて顔を洗ったら計算練習する」
という習慣に変えてしまいます。
「晩御飯を食べる」
という今までの習慣から、
「晩御飯を食べてから計算練習する」
という習慣に変えてしまいます。
「歯磨きをする」
という今までの習慣から、
「歯磨きをしたら計算練習する」
という習慣に変えてしまいます。
習慣になっていることはやり忘れてしまうことはないです。そもそも自然にやれてしまうからこそ習慣と言えるわけです。この習慣の性質を利用してしまおう、というのがこのアドバイスの神髄です。
今までの習慣の直後に続けたいことをしましょう。そしてそれを含めた習慣に変えてしまいましょう。
毎日続けられない、というお子さんは、ぜひチャレンジしてみてください。
1日10分続けるだけで、1年365日×10分=3650分。
60時間を超えます。
「継続は力なり」です。
是非体感してみて下さいね。
まとめ
今回は、勉強する習慣を身に着けるためのポイントとして、
- 毎日の生活の上で行っていることの直後にやる。
というアドバイスをしました。
ぜひセットにしてまるごと習慣にしてしまいしょう。
LFLの家庭教師には、毎日勉強を続けられない、というご家庭からのご相談も多いです。他にも様々なテクニックがありますが、お子さんがうまく続けられるようにお子さんにあったアドバイスをいたします。
お気軽にご相談いただけたらと思います。